グループホーム美の実オープン

前田海苔株式会社(尾道市東尾道6-20 前田親光社長)は7月1日、福山市水呑町2707-4にグループホーム「美の実」

(前田裕施設長)を開設する。グループホームは認知症に対応した要介護者向けの共同生活施設。医療・福祉関連や建

設業界から参入する例が多く、食品業界からの参入は珍しい。

同ホームは鉄骨造り2階建て延べ約400平方メートルの工場兼倉庫を改装。株式会社中国工業開発(竹原市)が設計、

施工した。入居定員は2ユニット12人で、ユニット当たりの定員を抑え、ゆったりとした空間を確保した。リビングは

広く、屋根に採光窓を設け、2階から1階も吹き抜け空間を作り、太陽光も差し込む設計。共有スペースを広く明るくす

ることで、入居者が居室に閉じこもりがちになるのを防ぐ。また、1-2階はエレベーターで行き来し、吹き抜けもネッ

トを張り、転落事故を防いでいる。

食事はスローフード。体にいいものを極力提供し、調理も可能ならば入居者に手伝ってもらう。キッチンはオープンキ

ッチン、事務所はガラス張りの面を広くし、リビングにスタッフの目が行き届くよう工夫されている。

入居費用は家賃、食材料費、管理費込みで月額75,000-78,000円(介護保険1割負担分除く)。ほかに入居時に一時

金が50,000円かかる。医療費、おむつ代、理美容代は実費。洗濯代は1回100円、リースベッドの使用は月額1,000

円となるが、ベッドは持ち込みでもよい。

「私も水呑で育って、地元に愛着を持っている。家庭的な施設にしていきたい」と前田施設長は抱負を話している。

地域に密着した運営を目指し、ボランティアや学校との交流も希望している。問 TEL084-956-0029

※BJビジネス情報6/20号より抜粋

  

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